わたしの小さな窓

風がカーテンを揺らす

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

雨が好きだと言う気持ち

雨を待っている。 午後から降るとの予報。 なにやらはっきりしない空、降るの?降らないの? ずっと暑い日が続いた。 扇風機をフル稼働、家族それぞれに一台。 札幌はそれで寝苦しくて眠れないということもない。 日焼け止めを塗っても この時期には肌が何と…

顔を覚えられない人

相貌失認(そうぼうしつにん)と言う脳の障害があるそうだ。 人の顔を覚えられないのだ。 先日観た「百日の朗君様」に出てくる男性の脇役が相貌失認の設定で、そのせいで物語が都合良くこじれるのだけど。そんなドラマの重要な設定にチョイスされるほど、相…

日暮れ時 帰り道 ちょっとだけまわり道

日が沈むちょっと前の時間から 薄闇が漂う時間まで なんとなくくたびれた人が行き過ぎる歩道 朝の荷物に疲労が染み込み ずっしり重くなる だけどこの風 体の熱を拭う風が気持ちよくて もう少し外にいたい 必死に誰かを探して 一緒にいなくてもいい 一人もい…

暑い日

8月は、お盆と夏休みと高校野球と終戦記念日。暑い夏。 昭和2年生まれの父は志願して17歳で戦争へ行った。視力の良さと腕の長さを買われ戦闘機の射撃手になった。その戦闘機は、敵と戦闘する事無く故障して南の海に沈み、父と上官は泳ぎたどり着いた島で…

過不足の無い暮らし

過不足の無い暮らしを送っている・・・ こう思えるようになるのには 随分と長い時間がかかった。 努力家ではない私に、そうそう良い事ばかりは起こらない。 口を開けて待っていても棚から牡丹餅は落ちてこない。 年をとって あまり腹が立たなくなった。 今で…

小さな窓

一つ、窓が欲しくなった。 その窓を開けて 心の中に吹く風を送り出したくなった。 風? そんな大げさなものじゃないけど。 日々過不足の無い暮らしの中で ふっと沸き起こる思いを 留めずに解き放ちたくなった。 なんかいい事があったとき 知らず知らずに笑み…